皆さんは、排水管がつまって大変な目にあってしまった事はありますか?
東京都内を中心に神奈川県、埼玉県、千葉県などで水回りの修理をしているニコニコ水道が、今回はお家の水回りの排水設備についてご紹介します。
つまってしまった時の対処法、予防策など、業者に修理を依頼した場合の金額などご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

排水管とは具体的にはどんな配管を指すの?

排水管の種類と用途

まずはじめに、排水管の種類と用途をご説明します。

排水管の種類

  • 汚水配管
    汚水配管とは主に、トイレの便などを流す配管です。
    一般住宅の汚水配管はトイレの排水管が汚水配管にあたりますね。
  • 雑排配管
    雑俳配管とは主に、お風呂、洗面所、キッチンの排水を流す配管です。
  • 雨水配管
    雨水配管はその名の通り、雨水を外の排水口やU字溝へ流す専用の配管になります。
  • 通気配管
    通気配管は、汚水配管や、雑俳配管の途中に排水管の中に空気を入れるために設けられる配管です。空気を入れる事で排水管の中の物がきれいに流れやすくなる仕組みになっています。

キッチン排水つまりの対処と予防方法

キッチンは毎日使うものなのでつまる可能性は十分にあり得ます。でも、キッチンがつまったら料理ができなくてとても不便ですよね?
最初に、キッチンの排水の仕組みとつまり予防と対処法をご紹介します。

キッチン排水口まわりの構造

キッチンの排水は、排水口から排水トラップを通して、排水管へ流れる構造になっています。ちなみに排水トラップとは、キッチンの排水口の下に常に水を張っていて、下水管、または排水管からの異臭を防ぐために排水トラップが設けられています。

排水つまりが起こりやすい場所

キッチンの排水がつまりやすい場所は二つあります。
一つ目は、排水トラップです。
排水トラップにゴミなどがたまると、つまる原因になるので、なるべくゴミなどは流さないようにしましょう。
二つ目は、排水トラップから下の排水管です。
排水トラップ同様に、ゴミがたまりやすく、引っかかりやすい、つまりを起こしやすい場所になります。

排水つまりの原因になりやすいもの

排水つまりの原因になるものは、残飯、洗剤のヌメリが多いです。キッチンで残飯や洗剤が消費されるのは当たり前な事なのですが、なるべく残飯などの大きいゴミは排水溝に流さず三角コーナーや袋などに入れてゴミとして捨てるようにしましょう。

キッチンの排水つまりになった時に自分でできる直し方

もしキッチンの排水つまりになってしまったら?業者さんを呼ぶ前に試してみてほしいことをご紹介します。

お湯を流す

万が一、つまってしまった場合は、1度お湯を流してみましょう。お湯を流すことによって、つまりが溶けて解消される事があります。注意ポイントとして熱湯は必ず」やめてください。60度位をオススメします。
排水管は熱湯に耐えられないので、排水管が損傷、ひび割れしたりする恐れがあります。

パイプクリーナー

パイプクリーナーの使用方法は、まず排水口からパイプクリーナーを注ぎ、30分放置します。その後、水洗いしたらつまりが解消されます。
万が一、つまりが解消されない場合は、他の方法を試してみてください。
注意ポイントとして、パイプクリーナーの説明書をよく読み、説明書通りに使用してください。効果がありそうだからと言って、長時間の放置は逆効果ですので注意してください。パイプクリーナーはホームセンター等で、1,000円〜2,000円程度で売られています。

ワイヤーブラシ

ワイヤーブラシの使用方法は、まず排水トラップを外し、ワイヤーブラシを挿入、つまりを直接除去します。
ワイヤーブラシについているハンドルを数回回し、引き抜いてください。
これを何度か行うとつまりを除去できます。
1度で成功しない場合もありますので、必ず何度か試してみてください。

ラバーカップ

ラバーカップの使用方法として、初めにラバーカップを排水口にゆっくり押し付けます。その時に、なるべく力強く押してください。そして一気に引き上げます。
この動作を数回繰り返してください。1度でつまりが解消される事もありますが、されない事もありますので、数回試してみてください。

排水口のつまり予防のために日頃からできる掃除方法

パイプクリーナー

日頃から、パイプクリーナーで排水トラップ、排水管の中をきれいに保つことで、つまる可能性は激減します。
こまめに使用することをオススメします。最低でも月に1度くらいのペースをオススメします。

重曹

重曹をワンカップ排水口に流します。1時間放置して、お湯を流します。
重曹には、汚れを分解する力がありますので、パイプクリーナー同様、排水管の中を綺麗にしてくれます。

残飯や洗剤カスなどの分別

残飯や洗剤カスのゴミなどはできるだけゴミ受けに分別することで、つまるものを流さないのでつまる可能性もゼロに近くなります。
流れてしまった場合は仕方ありませんが、なるべく排水口に流さないように心がけてください。

お風呂・ユニットバスつまりの対処と予防方法

排水口まわりの構造

お風呂・ユニットバスの排水口周りの構造は、浴槽と洗い場にそれぞれ排水トラップがついており、下で2箇所、排水管がつながっています。

排水つまりが起こりやすい場所

つまりやすい場所の一つ目は、浴槽の排水口と排水トラップです。
2つ目は洗い場の排水口、排水トラップです。

お風呂周りの排水つまりの原因になりやすいもの

原因の1つ目は、髪の毛などの体毛が蓄積されることによるつまりです。
2つ目は、シャンプーなどの洗剤のヌメリの溜まりによるつまりです。

排水管がつまった時に自分でできる直し方

お風呂の排水つまりになってしまったら解消するために準備するものは先述のキッチンと同様になります。
使用方法も同じなので参考にしてみてください。
・パイプクリーナー
・重曹
・ワイヤーブラシ

お風呂・ユニットバスの排水口つまりを予防するために日頃からできる掃除方法

パイプクリーナーや重曹を使用に、つまる前からこまめに排水口や排水管の中をキレイに保っておくことです。
また排水口に溜まった髪の毛なども、掃除し、そのまま排水口に流さず、ゴミ箱に捨てることをオススメします。流してしまうと、つまる原因になりかねますのでご注意ください。こまめに髪の毛などを掃除しましょう。

洗面つまりの対処と予防方法

排水口まわりの構造

洗面所の排水まわりは、排水口から、床排水、壁排水と2種類の排水方法があります。これは各家庭で違いますが、排水管が床に仕込まれているか、壁に仕込まれているかというだけの違いですので、あまり気にしないでください。
洗面所の下の扉を開けていただいたら、わかると思いますが、床排水の場合はS字の排水管、壁排水の場合はP字の排水管になっています。
Sトラップ、Pトラップという名称がついています。
業者の人のほとんどは、Sトラ、Pトラと呼んでいる人が多いですね。
そのトラップで水を張り、下水管、排水管からの異臭が上がってくるのを防いでいます。

排水つまりが起こりやすい場所

・排水口
・排水口下の、Sトラップ、またはPトラップ

排水つまりの原因になりやすいもの

・髪の毛
・シャンプーや洗剤などのたまり
・指輪などの固形物

排水管がつまった時に自分でできる直し方

洗面の排水つまりもキッチン同様、パイプクリーナー・重曹・ワイヤーブラシで解消することができます。ですが何度か試してみて治らないようであれば、業者さんに依頼するのが確実です。

排水口のつまり予防のために日頃からできる掃除方法

こちらも、パイプクリーナーや重曹でつまる前からの排水口、排水トラップの中を定期的に掃除してきれいを保つ事でつまる可能性が激減します。

洗濯排水つまりの対処と予防方法

排水口まわりの構造

洗濯機の排水構造は、まず、洗濯機が脱水を始めると、排水ホースを通り排水トラップへ流れ、最後に排水管に流されていっています。
洗濯機の排水トラップは排水ホースが接続されているところです。
役割として、他の水回りと変わらず、下水管、排水管からの異臭を防ぐ役割を持っています。

排水つまりが起こりやすい場所

洗濯機の排水つまり

・排水トラップ
洗剤や埃が排水トラップによく溜まります。こまめに掃除することをオススメします。
・洗濯機の排水ホース
排水ホースが長すぎたりすると、曲がり部分が多くなってしまい、つまる可能性が高くなってしまいます。
もし、お家の排水ホースが長いと、少し調整した方が良いかもしませんね。

排水つまりの原因になりやすいもの

・洗剤などのヌメリの溜まりによるつまり
・排水ホースが折れ曲がっていることによるつまり

排水管がつまった時に自分でできる直し方

洗濯機の排水つまりも他の水まわりと同じくパイプクリーナーや重曹で解消できる可能性があります。
ですが、その前に使い古しの歯ブラシで排水口周りを磨くとかなり汚れが取れるので試してみてください。
注意してほしいのが歯ブラシを排水管に落としてしまうこと!もし落としてしまったら元も子もありません。その時はすぐに業者さんを呼びましょう。

排水口のつまり予防のために日頃からできる掃除方法

日頃から、排水トラップ、排水ホースの掃除を心がけてください。
パイプクリーナーや重曹もいいのですが、使わなくなった歯ブラシでくっついているゴミなどを掃除する事もオススメします。

トイレつまりの対処と予防方法

排水口まわりの構造

トイレの中はS字になっており、それが他の水回りと同じくトラップ構造になっています。トイレの下に排水管が上がっており、トイレの排水が直接、排水管へ流れていく仕組みになっています。

排水つまりが起こりやすい場所

・トイレの中の排水トラップ
・トイレと排水管の接続部分

排水つまりの原因になりやすいもの

おもちゃなどのプラスチック製品

子供が誤って流してしまう可能性があります。プラスチック製品は硬いですので、つまる可能性が非常に高いです。

トイレットペーパー

トイレットペーパーを1度に、大量に流してしまった場合、水で溶け切れず、つまってしまう可能性があります。

オムツやナプキなどの生理用品
生理用品は水を含むとかなり重たく

なりますので、水の圧では流し切れないことがほとんどです。トイレの中につまってしまいますと、取り除くことが困難になります。
業者を呼ばなくてはならない場合が多いですので注意してください。

水流が弱いことで起こるつまり

最近、節水型のトイレを目にする事が増えてきましたが、節水がトイレは、流す水が少ないので、便などを十分に流し切れないことが稀にあります。

排水管がつまった時に自分でできる直し方

トイレの排水つまりを解消するために準備するものはこちら

ラバーカップ

ラバーカップの使用方法は、便器の排水口にゆっくり、力強く、押しつけ一気に吹き上げます。これを数回繰り返すとつまりが解消されることがあります。
ラバーカップも洋式トイレ用と和式トイレ用と別ですので購入される際はよくみて購入してください。

ワイヤーブラシ

ワイヤーブラシをトイレの排水口から入れ、入らなくなるまで奥に入れてください。
当たったとことで、ハンドルを回し、つまりを分解、除去してください。そして一度引き抜いてください。これを数回繰り返すとつまりが解消されることがあります。

お湯

お湯を流すとつまりが溶けて、解消されることがあります。
ですが、つまっていて既に、トイレの水が溢れそうだと、しない方がいいですね。
トイレの水が溢れかえってくることがあります。

排水口のつまり予防のために日頃からできる掃除方法

重曹

こまめに重曹を使用することによってトイレの中がキレイに保たれます。月に1度に掃除することをオススメします。

トイレ用パイプクリーナー

トイレにかけて少し放置します。最後にトイレを流して終わりという、簡単な作業です。
トイレ用のパイプクリーナーもホームセンターに売っていますので、1度見にいってみてはいかがでしょうか?

水回りの業者につまり修理を頼む場合の相場料金

業者によって修理料金はバラバラなのですが、基本的な相場をご紹介します。
つまり修理
・キッチン 5,000円〜10,000円
・お風呂  5,000円〜15,000円
・洗面所 5,000円〜10,000円
・トイレ  5,000円〜30,000円
・洗濯機 5,000円〜20,000円
※修理内容や業者さんによって多少のズレはあります。

まとめ

今回はお家の水回りのつまりについてご紹介させていただきました。
結局、日頃から掃除していればなかなかつまることはありません。
皆さん、できるだけ水回りの掃除を定期的に行うよう心がけてください。
特にトイレが使えないのは、とても大変なことですので日頃から気をつけておきましょう。
つまってしまうと業者を呼んだりと、何かとお金がかかってしまいますよね。

修理に、業者にたくさんお金を払うか、日頃の掃除道具に少しお金をかけるか、どちらかだと思うんですよね。
今回を機にぜひ1度、お家の掃除用具も見直してみてはいかがでしょうか。