昨今、自然災害による都心部での水道トラブルが多発しています。できることなら未然に防ぎたいものですが、そうはいかないのが自然災害です。ただ、被害が拡大しないよう対策することはできます。

こちらでは、これまで東京や神奈川、埼玉をはじめ関東全域で水道トラブルに対応してきた経験から災害時の水道トラブルを最小に防ぐ為の対策と、あると便利なグッズをご紹介致します。

相次ぐ水道トラブル

水道トラブルは、いつ起こるかわかりません。規模によっては到底防ぎきれないような事例も起こっています。しかしながら、事前に対策出来ることは山ほどあります。知っておくと便利な情報と、あると便利なグッズの紹介ものちほどしていきます。

都市部に起こりやすい水道トラブル

都市部に起こりやすい水道トラブル
まずは、災害の有無に関係なく、都市部に住む方全員に共通するトラブルです。

都市部には集合住宅が多いため、水道トラブルの発生件数も多いです。といいますのも、マンションやアパートなどの集合住宅は、各部屋からの排水管が1か所で管理されている場合が多いため、どこかの部屋でトラブルが発生すると立て続けに起こる可能性があるのです。

また、排水管自体のメンテナンスを管理者が怠っていた場合においても同様のことが考えられるため、築年数の経過している住宅においては特に注意しなくてはなりません。場合によっては、一時的に断水するケースもありますので飲用水以外に水の準備をしておきましょう。

都市部で起こる自然災害

東京や大阪・名古屋をはじめとする中心土地では、高層マンションやビルなど建物が多く立ち並んでいます。

そんな中、近年では地震や台風、ゲリラ豪雨による水道トラブルの件数が増大しています。内閣府の発表データによると、2019年10月、多くの地点で観測史上1位の最大風速や最大瞬間風速を記録した台風15号をはじめとし、記録的な暴風雨が年々増加しています。

都市部では、それら台風やゲリラ豪富の被害も甚大であり、川の氾濫や建物の倒壊・断水などが相次いで起こりました。加えて、情報発信ツールが使用できなくなったり、電気が使えなくなったりと避難生活を余儀なくされる方も多くいらっしゃいました。

今後もこのような自然災害が頻発して起こることが想定されています。

被害が甚大となるとどうなる?

自然災害によって被害が甚大となると、断水するだけでなく、路上浸水するなどして自宅から出ることさえできなくなってしまいます。災害後は迅速な救援活動が行われますが、被害が拡大している地域では救助に時間を要す可能性があります。

その間、断水によりトイレの使用やシャワーの使用ができなくなるなど精神的な負担も大きくなります。直近の出来事を例にすると、関東地方で記録的な大雨を観測し、千葉県では土砂災害や浸水が多発し、通信も絶たれました。このようなトラブルが多発している現状もふまえ早急な対策が求められています。

想定できない場合も多い

しかしながら、自然災害は想定することが出来ません。台風であれば気象庁の発表を通じて状況を確認することは可能ですが、瞬時に万全な対策をすることは難しいでしょう。

つまり、そのような事態が起こる前に対策を講じる必要性があるのです。

事前の対策が要!自然災害は防ぐことができない

では、防ぐことのできない自然災害に対してそのような策を講じるのが最も効果的なのでしょうか。事前にしておきたい対策の流れを見ていきましょう。

万が一の場合の避難経路の確保

まず、あらかじめ避難経路を確保しておくことです。地域によって自然災害が起こった場合の避難場所や避難経路が記されています。

詳細は、お住いの地域を管轄している自治体のホームページもしくは役所に問い合わせるなどして情報を確認してください。特に、大きな被害が予測されている場合は、近隣住民へのアナウンスや情報手段の確保も併用して必要になってきます。

災害に備えた対策をしよう

災害に備えた対策をしよう
避難経路を確認した後、災害に備えた準備をしなくてはなりません。特に「水」の確保は、生きる上で最優先です。

災害によって断水が起こった際、人びとは一斉に水の確保としてスーパーマーケットにいきますよね。しかしながら、都心部では特に人の数が圧倒的に多いため、購入が遅れてしまった方や身体が不自由で外出が難しい方は水の準備が出来なくなってしまいます。

そのことも事前に想定して対策をする必要性があります。断水だけでなく、川の近い住宅にお住いの場合は氾濫する可能性も視野にいれておく必要性がありますよね。

災害の多い今だからこそ揃えておきたいアイテム

では、自然災害による水道トラブル、また、その他の被害を想定した際に必要となる便利グッズにはどのようなものがあるのでしょうか。

非常用の水と軽食

災害がいつ起こっても万全の対策が出来るように非常用の飲用水と缶詰などの軽食を準備しておきましょう。購入するのが大変という方は、通販ショップを利用してまとめて購入しておくという方法もあります。

また、飲用水だけでなく災害時には長期間の断水が起こることも想定しなくてはならないため復旧までに必要な水の量はとてつもなく多いです。水の準備がなければ、シャワーを浴びることすら難しくなりますし、顔を洗う・トイレにいくことすらできません。

そして、準備しようとした際には手遅れだったとならないように、毎日少しずつでも良いので水の準備をしておくようにしましょう。

連絡手段の確保

災害によって起こるのは水道トラブルだけではありません。経験されたことがあるという方もいらっしゃるかと思いますが電波障害です。1番に連絡を取りたい大切な方との連絡手段が取れなくなり、安否確認ができないというケースも少なくありません。

いざ、回復した時でも「携帯電話が壊れて連絡が取れない」という場合もあります。そうならないように、常に持ち歩く財布やカバンなどに紙に記載した番号表を持っておくとよいでしょう。個人情報であるため管理は必須ですが、いざ災害が起こった際に連絡をできなくなる可能性を考えると行わない理由はありませんよね。

情報ツールの確保

地震や台風などが起こった際、テレビやインターネットなどの情報手段が絶たれる場合があります。普段あまり意識していないものが最も大切であったりするものです。災害時には特に情報ツールの有無が大切な人の安否確認をする手段となりますのでライト付きのラジオや電池をあらかじめ準備しておきましょう。

常備薬の準備

また、日頃から薬を飲まれている方は多めに準備しておくことが大切です。市販で購入することの出来る薬の多くは1年程度またはそれ以上の有効期限がありますので、水と一緒に置いておくと良いでしょう。また、病院で処方される専門的な薬を処方されている方においても担当医と相談のうえ、常に予備を持っておくと良いかと思います。

圧縮可能な非常用のタオルや寝袋

災害が起こった際に避難を余儀なくされる場合があります。

必要なものの中に寝袋やタオルをあげたのには理由があります。多くの場合、避難場所に簡易的な寝具が準備されていますが数には限度があり、使用できない方もいらっしゃいます。冬場の寒い時期などは生死を分けるグッズになるという点と、ストレスが多い中で唯一身体を休める睡眠の質が低下してしまうからです。

災害が起こった際に最も必要なのは、食料や飲用水と身を守るための環境です。これらは生命に直結します。その後に、インターネット環境や連絡手段の確保があるということを忘れてはなりません。